
令和8年5月12日、サンライフ練馬にて、第5回「定期巡回めぐみの会練馬」介護・医療連携推進会議を開催しました。

今回の会議には、練馬区介護保険課のご担当者様、地域包括支援センターのご担当者様、居宅介護支援事業所のケアマネジャー様、訪問看護ステーションのご担当者様、利用者のご家族様などにご参加いただきました。
会議では、定期巡回サービスの概要説明、事業報告、お客様の状況報告、事故・ヒヤリハット報告、事例紹介、質疑応答などを行いました。
■定期巡回サービス 事業紹介動画の映写
会議では「定期巡回めぐみの会」の紹介VTRを映写させていただきました。

映写した動画は以下のものになりますので是非ご覧ください。
【事業説明】定期巡回めぐみの会…4つの柱で地域を支えるサービス
定期巡回めぐみの会練馬の事業報告
はじめに、「定期巡回めぐみの会練馬」の活動状況について報告しました。
・事業報告
事業報告は以下の通りになります。





・事故・ヒヤリハット報告
続いて、事故・クレーム・ヒヤリハットの報告を行いました。

期間中には、転倒・転落の発見、食器・備品の破損などの報告がありました。
・事例紹介
今回の会議では、84歳の女性利用者様の事例を紹介しました。

認知症や糖尿病があり、以前は一人で外出や買い物をされていましたが、認知機能の低下により、部屋が散らかる、水を出しっぱなしにする、食事が十分に取れていないといった生活上の課題が見られるようになりました。
その後、在宅生活を続けるために定期巡回サービスを導入。朝・午後の定期訪問を中心に、服薬確認、食事の用意・確認、買い物支援、掃除、洗濯などを行いました。
定期的な関わりによって、生活リズムが整い、清潔保持や服薬管理への意識づけにもつながりました。また、デイサービスの利用により、社会的交流の機会も確保され、孤立の防止や精神的な安定にもつながっています。
この事例から、定期巡回サービスは「必要な支援を、必要なタイミングで継続的に届けること」により、在宅生活を支える大きな役割を持っていることを確認しました。
・質疑応答
質疑応答では、定期巡回サービスの随時対応や、居宅介護支援事業所との連携、転倒時の対応などについてご質問をいただきました。

Q1:訪問介護の加算による対応と、定期巡回の随時対応サービスには、どのような違いがありますか。
回答:定期巡回・随時対応型訪問介護看護では、利用者様からの通報や相談を受け、内容を確認したうえで必要性を判断し、随時訪問につなげることができます。たとえば、転倒してしまった場合、体調に不安がある場合、排泄に関する困りごとがある場合など、状況に応じた対応を行います。また、緊急性の高い通報だけでなく、「不安なので相談したい」「こんなことで困っている」といった相談が入ることもあります。通常の訪問介護では、夜間や予定外の対応が難しい場面もありますが、定期巡回では「いつでも連絡がつながる」という安心感を提供できる点が特徴です。
Q2:利用者の紹介元を見ると、自社の居宅介護支援事業所よりも、他社の居宅介護支援事業所からの紹介が多いように感じました。特定の事業所とのつながりが多いのでしょうか。それとも、初めてのケアマネジャーからの相談も多いのでしょうか。
回答:ご利用者様の紹介元については、同じケアマネジャー様から継続してご紹介いただくことが多く、新しいケアマネジャー様からの相談はまだ多くないという現状があります。一度、定期巡回サービスを使っていただくと、サービスの特徴や活用方法が伝わり、その後の相談につながりやすい傾向があります。一方で、定期巡回というサービス自体が、まだ地域の皆様やケアマネジャー様に十分知られていないという課題もあります。また、自社の居宅介護支援事業所である「居宅支援めぐみの会練馬」は、令和7年3月に開始したばかりであり、今後さらに連携を深めていく段階です。今後も、地域のケアマネジャー様に定期巡回サービスを知っていただき、在宅生活を支える選択肢のひとつとして活用していただけるよう努めてまいります。
Q3:随時対応の中では、転倒に関する相談や対応が多いのでしょうか。
回答:在宅で生活されている利用者様、特に一人暮らしの方にとって、転倒は大きなリスクのひとつです。緊急通報ボタンを首から下げていただく場合もありますが、実際には転倒時にボタンを押せない方もいらっしゃいます。また、住環境によっては通報機器の設置が難しい場合もあります。そのため、訪問したヘルパーが転倒を発見することもあります。その際には、身体の状態確認、衣類や室内の状況確認、ご家族や関係機関への連絡など、必要に応じて対応を行います。定期巡回サービスでは、日々の訪問と随時対応を組み合わせることで、在宅生活中の不安やリスクに対して、できる限り早く気づき、支援につなげることを大切にしています。
地域で暮らし続けるために
定期巡回サービスは、決まった時間の訪問だけでなく、必要に応じた随時対応を組み合わせることで、利用者様の在宅生活を支えるサービスです。
一人暮らしの方、認知症のある方、服薬や食事管理に不安のある方、転倒リスクのある方などにとって、日々の小さな変化に気づき、関係機関と連携しながら支援できることは大きな安心につながります。
今回の介護・医療連携推進会議を通じて、定期巡回サービスの役割や課題を、地域の関係者の皆様と共有することができました。
今後も「定期巡回めぐみの会練馬」では、医療・介護・地域の関係機関と連携しながら、利用者様が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう支援してまいります。
次回開催予定
日時:令和8年12月
場所:サンライフ練馬
