
【定期巡回めぐみの会】第31回介護・医療連携推進会議 開催
2026年3月27日(金)練馬区立男女共同参画センター「えーる」にて、『第31回 介護・医療連携推進会議』を開催いたしました。
会議には練馬区介護保険課のご担当者様や、地域支援包括センターのご担当者様、居宅介護支援事業所のケアマネージャー様、当法人職員など、21名の方にご参加いただいました。

会議では「定期巡回めぐみの会」の紹介VTR動画を映写させていただきました。

映写した動画は以下のものになりますので是非ご覧ください。
①【事業説明】定期巡回めぐみの会…4つの柱で地域を支えるサービス
■事例紹介
会議では2つの事例発表を行いました。
【事例1】「独居高齢者の支援遠方に生活するご家族との連携」(石神井圏域の事例)
居宅支援めぐみの会 荻布ケアマネージャー

本事例では、独居高齢者が住み慣れた地域での生活を続けるために、定期巡回サービスを軸としながら、遠方に住むご家族とも丁寧に連携していく支援の実際が紹介されました。
日々の見守りや服薬確認、食事支援に加え、体調不良時には多職種が早期に連携し、その内容をご家族にも共有することで、離れて暮らしていても安心できる在宅支援の形が示された内容です。
【事例2】「緊急訪問が多くなり、訪問介護から夜間対応型訪問介護、定期巡回型訪問介護看護に移行したケース」(石神井圏域の事例)
ケアプランニング結い 髙橋ケアマネージャー

本事例では、緊急訪問が増加した利用者に対して、状態の変化に応じて訪問介護から夜間対応型訪問介護、さらに定期巡回・随時対応型訪問介護看護へと支援体制を移行していった経過が紹介されました。
頻回なコールや移乗介助の負担、夜間の対応困難といった課題に対し、24時間の見守りと定期訪問を組み合わせることで、安全確保や清潔保持、ご家族の不安軽減につながった一方で、支給限度額やサービス時間の制約、多職種連携の重要性など、今後の課題についても示された事例です。
■定期巡回 利用状況報告
当会議で報告させていただいた、「定期巡回めぐみの会」の運営状況は以下の通りです。


■運営状況報告
会議では運営状況報告を行いました。

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体制の変更
3月末まで「看護一体型」 → 4月より「看護連携型」
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運営指導の結果
実施日:令和7年9月30日
・運営規定の内容について、合鍵を紛失した場合の対処方法を記載するよう指導を受け是正
・地域との連携をさらに深めるよう助言をいただき、近隣の皆様との交流の場としてのバザーの開催を企画
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地域活動
・2月19日(木) りんぐりんぐ事例検討会
・3月 9日(月) 在宅ケア向け研修「その場で、あなたはどこまで動く?」~独居宅訪問時の判断と初動対応
・4月26日(日) 第1回バザー開催(予定)
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研修会
全体研修会を定期的に実施
・10月「感染症予防対策と疥癬対応について」「防護用具の着脱訓練」
・12月「ハラスメント防止」と「認知症・認知症ケア」
・2月「感染症対策」と「接遇」
今後の予定
次回4月24日「BCP(事業継続計画)」「緊急時対応」
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空き情報の公開
ホームページ上で「めぐみの会」の各サービスの空き情報を確認できるページを作成
■質疑応答・意見交換・ご感想
会議では質疑応答や、地域の介護サービスに対する在り方の議論などが行われました。
Q1(練馬区介護保険課ご担当者様):利用状況報告書の中で、私も他の定巡の会議に参加してたりしていて、サービスができる圏域を広げたいという話はあるんですが、移動効率とスタッフの負担の軽減が鍵で、その辺が難しくてなかなかできないっていう話が結構あってですね。めぐみの会さんはどのような工夫をされているのか教えていただきたいなと思ってます。
A:めぐみの会の方では、今これが石神井での推進会議となってるんですけども、サテライトとして大泉と光が丘の方にも事業所がありまして。近い事業所の方でご契約いただいて、近くのヘルパーさんで回っていただいて、移動時間を短縮する。
事業所番号として練馬と石神井とありますが、サテライトとして大泉と光が丘にもありまして、4圏域をカバーしている。ただ、移動時間とヘルパーさんの確保はどこの事業所も課題かとは思います。
あとはICT化で、各ヘルパーさんにiPadとか、スマホの中にアプリを入れて、事業所に1度立ち寄らなくても申し送りを一斉に配信して、現場で確認ができるようにするので、一度事務所に戻るっていうことをしなくても現場から現場に行けるようにするとか、そういうところで効率化を図ってます。
Q2:事例ありがとうございました。とっても貴重な経験を聞かせていただいた。それで、こちらの最初に話いただいた事例の費用のところで、定期巡回で入るとこの6万、7万ぐらいのオーバーで何とかなるというお話で。通常訪問介護の身体1とかで設定するとかなりオーバーしてしまうよっていうご説明の後に、最後「何とかで2万円ぐらいのオーバーで」みたいなのが最後におっしゃっていて、それがすいません、もう1回教えてください。
A2:1事例目のサービスの利用状況なんですけど、定期巡回でヘルパーさん、ナースが巡回してきますっていうサービスを組んでまいす。あとはお風呂のことだったりとか、他の人と交わって元気に生活してもらいましょうみたいなとこでデイサービスを予定してんです。お風呂のことだけと思えば、仮に週1回デイサービスに行ければ十分っていう考え方もありだと思うんです。
なので、週1回でデイサービス計画した場合、給付の中にこうサービスがすっぽり入ってくる形になるので、自己負担なしでサービス利用できるんですけど、ご本人ご家族の意向もあったりで「デイサービス週3回ぐらい行ってみよう」みたいなところがあるんで、その分が給付から食み出してきてしまってますみたいな状況なんですね。
Q3:先ほど運営報告で、看護一体型と看護連携型っていうところで変わるということをお話があったんですけども。具体的にどういう風に変わるかっていうのを教えていただきたいと思います。
A3:それほど変わりません。ただ、コード番号がまずは違います。看護ありとなしのコード番号が違います。今までめぐみの会の一体型で、めぐみの訪問看護ステーションが入っていた利用者様には、訪問看護として入ります。同じように。訪問看護として請求を出します。
具体的に料金や負担がってなった時に、現在、要介護1〜5ってありますが、2・3・4・5に関しては100円か200円安くなる。ちょっとシミュレーションでしてみたんです。要介護1の人がこう変わる場合が200円ぐらい高くなるっていうところは計算をしてみております。
ただ、今まで通りに一体型でめぐみの訪問看護ステーションがいっていた方はもうそのまんま、今月中に訪問看護ステーションの契約を結びまして、それぞれが定期巡回・看護なしの形でコード番号が違ってヘルパーさんが入ります。で、訪問看護ステーションとしてめぐみの会が入るっていうことです。
これからは「一体型だからめぐみの会の訪問看護に変えなくてはいけない」っていうようなところがスポイルされまして、今入っているお近くのお好きな訪問看護を利用しながら定期巡回サービスを利用できる、っていうようなところの違いかなと思っております。
コードが今まで1だったんですけども、今度2になるんですよ。定期巡回って1、2、3ってあって、結構ケアマネさんから「2と1の違い」みたいな感じで、今までも他の定期巡回サービス(めぐみの会が2なので)何で1なのかっていうご連絡いただいてたんですけども。
一体型だと1、連携型だと2、夜だけだと3。それで、3ができた時にも「3って何ですか」って言ったんですけど、1と2があった上での3なんですけど、結構皆さんそこの1、2が何なのかが分からなくて3が急に出てきた感じなんです。
その違いで、今までの利用者さんでめぐみの会の訪問看護を使ってた方は、ヘルパーさんは定期巡回のヘルパーさん、看護師はめぐみの会の看護師さんが行く。
そして、新しく契約される方はめぐみの会の看護師さんを一体型と同じように使っていただいてもいいですし、それぞれ看護ステーション得意な分野があると思うので、認知症の方だったらこの看護ステーションがいいんじゃないのか、看取りだったらここがいいんじゃないのかって選択の幅を広げていただいて。
ヘルパーさんはめぐみの会を使っていただいて、看護さんは別のところを使っていただくでもいいですよっていう選択の幅を今回ちょっと広げてみたのと、ケアマネージャーさんがちょっと1と2のところが問い合わせをいただくことが多かったので、練馬区の他の事業所と足並み揃えてちょっと今回2にしてみましょうってところです。
Q4:今私の先ほどの事例は、週に1回訪看さんが入ってくださってるんですけど、状態によってその回数を増やすことができるっていうお話は聞いていたんですけど、結局その時は訪問介護がなく、訪問介護のところに訪看さんが今入ってくださってる感じなんですね。なので、単位数は丸めなんでちょっと私もよく分からないんですけど、状況に応じてそれはできるってことですよね。で、外部の訪看さんを頼むと結局そちらの方も単位数が高いので、その辺の調整が難しいのかなって、感じるところです。
A4:他所の訪看さんを使っても、2で使える訪問看護分の丸めの単位数は決まっているので、その範囲の中で訪問回数を調整してもらう感じです。通常の訪問看護さんと契約するんですけど、定期巡回の連携型の看護としての丸めの単位数。定期巡回は丸めなので変わりません。一応別紙で単位表が出ているかと思いますので、本当にコード番号が変わりますが、その辺の使い勝手は同じです。
ご存知だと思いますが、医療で入ってる場合は現在でも、よその訪問看護ステーションが一緒に定期巡回は看護なしで医療は他の訪問看護ステーションが入っていますので、その辺は変わっておりません。
定期巡回の制度が結構難しいとか複雑だとか、そういうところで利用控えをしているケアマネージャーさんも結構いらっしゃるんじゃないかなと思うんですが、実際使ってみると割と「これは使い勝手がいいな」って思う方もいらっしゃって、1回使った方が2回目も依頼があるようなところが現実にあります。
先ほどの3はほとんど知らないケアマネさんが多いような状況なので、1と2と3があって、3は夜間と同じような形なんですけど、それをご存知ないケアマネさんもたくさんいらっしゃるから、ちょっと行政の方も周知をよろしくお願いしますって感じで。
Q5:利用状況で平均して利用する年月などはありますか?感覚的なものでもよいので。
A5:ご利用者さまによって様々です。お看取りだけで1週間2週間とか、2〜3回で終わってしまうこともあります。長い方では、2〜3年や10年近く…という方もいます。なので、統計的に平均はとりづらいところも…。長いか、短いかという極端なところです。経済的な背景や、ご家族の意向など様々ですね。
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ご感想:参加者(包括支援センター ご担当者様):
ちょっと私自身は、普段相談で受ける方はそこまで直接この定期巡回の事とかを受けることあまり正直ないですね。でも結構、看多機とかと迷っている方とか、そういうご相談があったりして。毎年この会に参加して少しこう知識を得て、少しでも提案できる1つにできたらいいなとは思っているんですけど、今日その料金の事とかお話すごく参考になりました。ありがとうございました。
■次回開催
次回の開催は2026年9月を予定しております。
