第4回「定期巡回めぐみの会練馬 」介護・医療連携推進会議

開催日：令和7年12月22日（月）
開催場所：サンライフ練馬３階研修室第一

会議には、練馬区介護保険課のご担当者様や、地域包括支援センターのご担当者様、居宅支援事業所のケアマネージャー、他法人の定期巡回のご担当者様、NPO法人のご担当者様などにご参加いただきました。

会議では「定期巡回」への理解を深めて頂くため、サービスの概要をご説明し、「定期巡回めぐみの会練馬」の状況報告、事例紹介、質疑応答などを行いました。

◾️定期巡回めぐみの会練馬の状況報告

・事業報告

事業報告は以下の通りになります。

・お客様状況報告

お客様状況報告は以下の通りになります。

◾️ヒヤリハット報告

ヒヤリハット報告は以下の通りになります。

◾️事例紹介

会議では、「夫婦で定期巡回サービスをご利用している」事例をご紹介しました。

◾️質疑応答

Q：事例の件。３割負担での支払いが料金的に継続することが困難になったっていうと書いてありますが、この後どのように…結果、自己負担は改善されたのか。

A：ご主人は介護度が上がって、3割負担のまま。介護度に関しては1から2にあがった。奥さんは逆に介護度が下がり、4から3になりました。奥さんは1割負担。奥さんだけのサービスだったんですけど、ご主人が肩を痛めたことをきっかけに、段々と衰えたので、娘さんに確認したら「お願いします。」ということで3割負担のままでサービスを再開した。6階に住んでるんですけど、もう降りられない。元々よくなってきたら、また定期巡回の契約を終了の予定です。一方で、（痛めた）肩が治ったら終了しようと話をしていたが、できないこと増えていった。以前はご主人が買い物に行っていたんですけど、それが今では、できなくて、ヘルパーと娘さんで買い物にいっている状態。特に疾患はないので、体力的な部分かなと考えています。失禁も増えてきて、ADLも落ちてきた。お二人ともいま入浴介助をしています。逆に言えば、そういった状態の変化に合わせて、臨機応変に動けるのが定期巡回のいいところだと思います。

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Q：定期巡回の基本的な質問です。ケアの回数と時間が朝、昼、夕と40分ずつですよね。その中で、身体介助や、生活支援もされているんですか？

A：はいその通りです。買い物は別に時間をとっています。週に1回月曜日が買い物の時間。

Q：だとしても40分でできてしまうのはすごい…！1人のヘルパーですよね？

A：人そうですね。1人で2人分の排泄介助もします。最初にご自宅に入った瞬間にお湯を沸かすとか、おかゆ雑炊を作るなら先にお米を入れちゃうとか。洗濯物は朝に洗濯機を回して、昼に干して、夕方に取り込むとか。

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Q：定期巡回の利用者負担について。1日3回の時と4回の時はご利用者さんのご負担は変わりますか？

A：一月の定額なので変わらないです。基本1日3回訪問されている方でも、お通じが出ちゃって自分じゃどうにもできないという時は電話をいただければ随時訪問として4回になったり、下痢して5回になったりでも料金は変わらない。特に決まりはないんですけど、 感覚的には要介護1で1日1回、要介護2で2回、　要介護3で3回、要介護4で4回、要介護5で5回ぐらいまでかなと。過去には点眼が必要な人がいたんですけど、1日8回とか言われたんですよ。8回行きました、点眼直後は。でもアセスメントに応じてですね。結局その人は、自分でさせるようになった。

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Q：人手不足について。よく事業所さんの方で、人手不足がお話してるんですけど、1日8回の時とか、どうやってやりくりをされてるんだろうなと。

A：その時は開所してから…まだ事業所を作ってすぐだったので、なんとか対応ができたと。今、そういう人が来ると難しいかなと。それでも1か月で済むのであれば、検討はしますけど、ずっとになると難しいのが現状です。例えば、職員が入院になったり、常勤から非常勤になったりするので、なかなか人では難しい。会社の方で、頑張っていただきたいなと。

Q：（別法人の事業者）さんはどうですか？

別法人の事業者：夜間は1人ですけど、日中はどうしても朝と夕方の混み合う時間帯に、服薬介助と合わせて2人の体制に。早番と遅番で組める時は組める。人が足りない時は組めない時もあるので、今回も1人っていう日もある。お客さんの希望に添えない時もありますけど、そこはすみませんとなんとかお願いしている。調整は大変ですね。

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Q：3ヶ月に1回の通院介助が必要な方がいて。その場合は？

A：それは介護保険と同じ考え方。待ち時間は自費対応になる。事前に言ってもらえれば、そこは対応できると思います。

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※自己評価のコメント読み終えてからの区担当者様からのコメント

自己評価で「できている」としていますので、とても素晴らしいと思います。引き続き、継続できている項目については継続いただいて、自己評価のコメントについては、昨年度とくらべて「新たに取り組んだ点がある」だとか、そういったところがあればぜひ更新していただきたいなと思います。あと、その他、詳細については、会場の時間も迫ってきているということなので、別紙に記載させていただきます。

次回開催予定

日時：令和8年6月
場所：サンライフ練馬