
2026年6月23日(火)、令和8年度のめぐみの会全体研修を開催しました。
今回のテーマは、前半が「高齢者・障害者虐待防止」、後半が「身体拘束排除」です。

会場は練馬区立男女共同参画センター「えーる」。と、デイサービスめぐみの2拠点に職員が集まり、介護の現場で絶対に忘れてはいけない大切なテーマについて学びました。


高齢者・障害者虐待防止
-1024x768.jpeg)
研修では、高齢者虐待の種類、不適切ケアと虐待の違い、虐待を発見した際の対応、そして身体拘束の考え方について確認しました。
虐待には、身体的虐待だけでなく、心理的虐待、介護・世話の放棄、性的虐待、経済的虐待などがあります。
また、虐待とまでは言い切れなくても、命令口調で話す、子ども扱いをする、本人への声かけなく介助する、利用者様の訴えを軽視するといった対応は、不適切ケアにあたります。
一つひとつは小さな言動に見えるかもしれません。
しかし、その積み重ねが、利用者様の尊厳を傷つけてしまうことがあります。
身体拘束も、原則として避けるべきもの
-1024x768.jpeg)
研修の後半では、身体拘束についても学びました。
身体拘束とは、本人の意思に反して身体の自由な動きを制限する行為です。
転倒防止や事故防止を目的として行われることがありますが、利用者様の尊厳や人権を大きく制限するため、原則として避けるべきものとされています。

身体拘束を行う場合には、
切迫性・非代替性・一時性
という三つの要件をすべて満たす必要があります。
「危ないから」
「人手が足りないから」
「見守れないから」
それだけでは、身体拘束を正当化する理由にはなりません。

どうすれば拘束せずに支援できるか。
どうすれば本人の安心と安全を両立できるか。
職員一人で抱え込まず、チームで考えることが大切です。
胸が苦しくなる研修動画
今回の研修では、神戸市の高齢者虐待防止・介護従事者研修用映像「よりよい介護をめざして」を視聴しました。(弊社は東京・練馬区ですが、教訓となるよい動画なので研修で使わせていただきました)
正直に言えば、見ていてとても胸が苦しくなる映像でした。
介護の現場で、こんな関わり方が本当に起きてしまうのか。
利用者様の気持ちは、どれほど置き去りにされてしまっているのか。
見れば見るほど、つらくなる内容でした。
もちろん、めぐみの会では、この動画のようなことは絶対にやりません。
そして、絶対にやらせません。
これはきれいごとではなく、私たちが介護事業所として守らなければならない最低限の姿勢です。
グループワークで出た、施設介護経験者の声
-1024x768.jpeg)
映像を見たあと、職員同士でグループワークを行いました。
その中で、施設での勤務経験がある介護士たちから、こんな声がありました。
「実際に、ああいう現実を見てきた」
「忙しさの中で、利用者様への接し方が雑になっていく現場があった」
「おかしいと思っても、それが当たり前の空気になっていた」
その言葉には、重みがありました。
介護の仕事が嫌いになったのではない。
人を支える仕事をしたかったはずなのに、
いつの間にか“人として向き合うこと”が失われている現場に、心が疲れてしまった。
そんな経験をしてきた人もいるのだと思います。
介護は、作業ではない
-1024x768.jpeg)
介護は、単なる作業ではありません。
食事介助、排泄介助、入浴介助、移乗介助、服薬確認、安否確認。
一つひとつの業務には手順があります。安全も効率も大切です。
けれど、その前に、相手は一人の人です。
「早くして」
「なんでできないの」
「またですか」
「危ないから動かないで」
そうした言葉が、現場の忙しさの中で出てしまうことがあるかもしれません。
でも、その一言が、相手の尊厳を深く傷つけることがあります。
介護される側にも、人生があります。
気持ちがあります。
誇りがあります。
私たちは、そのことを忘れてはいけません。
めぐみの会が大切にしたいこと

めぐみの会は、完璧な職場ではありません。
忙しい日もあります。
人手が足りず、現場が大変な日もあります。
悩むことも、迷うこともあります。
それでも、絶対に手放してはいけないものがあります。
それは、人を人として大切にすることです。
利用者様を、ただの「介助対象」として見ない。
職員を、ただの「人員」として扱わない。
一人ひとりの人生や事情に向き合いながら、介護の仕事を続けていく。
それが、めぐみの会の介護です。
今の介護現場に違和感を覚えてきた方へ
-のコピー-1024x576.jpg)
もし、これまで働いてきた介護現場で、
「これは本当に介護なのだろうか」
「利用者様への接し方に違和感がある」
「もっと人として向き合える介護がしたい」
「忙しさを理由に、尊厳が置き去りにされる職場に疲れた」
そう感じてきた方がいるなら、ぜひ一度、めぐみの会を知ってください。
私たちは、介護をきれいごとだけで語るつもりはありません。
現場は大変です。
責任もあります。
簡単な仕事ではありません。
でも、だからこそ、利用者様にも職員にも、ちゃんと人として向き合いたい。
人と人として向き合える介護を、ここで一緒につくっていきましょう。
めぐみの会では、訪問介護、定期巡回、居宅介護支援、デイサービスなどで一緒に働く仲間を募集しています。
介護の経験がある方も、これから介護に挑戦したい方も歓迎です。
「人と人として向き合う介護がしたい」
そう思う方は、ぜひ一度お問い合わせください。
見学や相談だけでも大丈夫です。
あなたが大切にしてきた介護観を、ここで活かしてください。

お電話でもお待ちしてます!
03-5923-9066(メディカル・アート/めぐみの会 総務部)
