第三回 地域密着型通所介護 めぐみガーデン「運営推進会議」
開催日:令和6年6月20日(木)
開催場所:めぐみガーデン(練馬区石神井町3-10-25)
会議には、練馬区介護保険課の職員の方、地域包括支援センターのご担当者様や、民生委員、居宅支援事業所のケアマネージャーの方々などにご参加いただきました。
会議では、活動報告として、利用者状況、めぐみガーデンの1日の様子を映したビデオの映写、研修状況などを伝えました。
報告内容
会議では以下の内容を報告しました。
1:利用者状況
利用状況は以下の表の通りです。
2:活動報告
「めぐみガーデン」での1日の様子を約5分のビデオ映像で映写しました。
3:研修状況
地域交流も兼ねた「介護学べるサロン」や、地元の中学校からの「職業体験」の受け入れなどの実施状況を報告させて頂きました。
「介護学べるサロン」に関しては以下記事にてご紹介していますのでそちらも併せてご覧ください。
4:その他
▼ヒヤリハットの報告
大きな事故等はありませんでしたが、ご利用者様がペンなどが落ちた時にご利用者様が取りに行こうとしたり、立ち上がった時に立ちくらみが起きたりなどがあったことを報告させて頂きました。
▼スケッター導入についての報告
お手伝いを求めている介護施設と、サポートしたい人をつなぐマッチングサービス「スケッター」を導入していることをご紹介させて頂きました。
「めぐみガーデン」では、スケッターを通して「歌のレク」や「お皿洗い」などの有償ボランティアを受け入れていて、会議ではその実績をお伝えしました。
質疑応答
Q:お散歩は利用者全員が参加するのですか?
A:全員ではありません。それぞれの体調やその日のコンディションを考慮しています。その上で、お散歩に出る人数も時間帯をずらすなどし、スタッフが見切れる人数で出かけます。
また、いきたくない意思も尊重しつつ、例えば「玄関近くのスロープまでだけ」など、日光にあたってもらう努力をしています。歩くことが大変は人には車椅子に乗ってもらって外にいきます。
そして、これからの季節は気温も考慮します。すごく暑い日は何がなんでも散歩に行くわけではありません。
Q:中学生との職場体験や、有償ボランティアなど外部とのつながりは素晴らしいと思った。スケッターの導入は職員が考えた?
A:最初は弊社の他事業所である、「デイサービスめぐみ」(練馬区南大泉)が導入していた。めぐみガーデンでは歌が好きなご利用者様がいる一方で、当時はピアノを弾ける人材がいなかった。そこでスケッターで募ってみたら結構な募集がありました。
Q:日本全体が人手不足の中で、介護職は人が集まりにくい。中学生や高校生、大学生など、人材を確保するために何かしていることはありますか?
A:練馬駅近くの「Coconeriホール」で行われている「介護スタッフ研修修了者向け就職相談会」などにはできるだけ参加している。説明会には親の介護をきっかけに介護業界へ興味をもった人などが訪れていました。そのうちの一人に不定期で仕事をしてもらおうかと考えています。
介護業界は「最初の一歩」を踏み出すのが難しい業種であるが、その中でも「デイサービス」は比較的、入りやすい職種であると考えています。
今後も「めぐみガーデン」から地域のイベントなどに積極的に参加するなどし、地域密着型通所介護として練馬区の皆さんに貢献していきたいと考えています。
次回の開催予定
令和6年12月中旬ごろ、めぐみガーデン1階を予定しています。