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株式会社メディカル・アート

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第1回 介護・医療連携推進会議「定期巡回めぐみの会練馬 」開催

会議の様子

第1回 介護・医療連携推進会議「定期巡回めぐみの会練馬 」

開催日:令和6年6月17日(月)
開催場所:サンライフ練馬 3階クラブ室

会議には、練馬区介護保険課の担当者様、居宅支援事業所のケアマネージャーの方々、訪問看護の看護師の方々にご参加いただきました。

ケアコール端末

会議では、「定期巡回」への理解を深めて頂くため「ケアコール端末」などを見て頂きつつ、サービスの概要をご説明しました。

そして、「定期巡回めぐみの会練馬」の状況報告、事例紹介、質疑応答なども行いました。

事例紹介

会議では「定期巡回めぐみの会練馬」より2つの事例を紹介しました。

会議では様々なを質問いただきました

事例①:老々介護の方の支援について

要介護4の女性(90歳)と要介護1の夫へのケアとその効果、今後について。
1日4回ヘルパーが介入し、排泄に関することが解決し、
清潔な生活をすごせるようになった。夫の介護負担も減った。

事例➁:1日6回(1回30分の訪問)の点眼…要介護1

6種類の目薬を5分間隔に点眼。これを1日6回実施した。
自立度も高い見込みがあったため、
ヘルパーが指導しつつ自分で点眼できるようになっていった。

質疑応答

Q:事例②について、要介護1で先の見通しが立たず、続く可能性あったらどうするつもりであったのか?どういう見直しをする予定か?

A:ADL的に改善傾向にあればお受けできるといえる。長期で利用が続くとヘルパーを動かす以上難しいため、期限を決めるのも一つの考えである。点眼介助だけで区分変更は難しい。そのほかの事は支障なく生活できているため、区分変更には該当しない。点眼を自分でさせるよう指導して訪問回数を減らすしかない。

Q:資料にあったピッタリワードが参考になる。排泄状況がわからない、一人だと何もしない、地域包括に定期巡回を使いたいと言ったが、目で見えるもので判断される。認知症、さみしがり、不安定は見えないので難しい。それで結局フレイル状態になる。

A:定期巡回を利用する事で、点だけで見えていた生活が、線で見えるようになり、生活が24時間を通して見えてくるものがある。

Q:サービスを決める時、時間や回数は?

A:ケアマネージャーからの相談で1日何回訪問してほしいなど、確認してから計画を立てる。支援開始後に不要な支援や必要な支援が見えてきたら追加や修正を行いながら生活が安定していく。

Q:通院同行は可能か?

A:可能である、院内介助は自費での対応となる。

Q:ADLが落ちてきた時に定期巡回をお願いするが、状態が安定しデイを週3回利用した場合単位オーバーする。判断が難しく踏ん切りがつかない。定期巡回の終了時期はどうしたら良いか?

A:状態が安定したら通常の訪問介護に移行してもらうのが良いかと。再利用をするケースも過去にある。

Q:障害の方、看護の難病でも受け入れる可能か?

A:受け入れ可能。介護だけであれば定期巡回は利用できる。障害保険で介護を利用している場合は定期巡回の利用不可。介護保険と障害保険を同時に利用は難しい。移動支援は併用できる。パーキンソン病の方で利用されている方は多い。

Q:定期巡回の看護では月3000単位で看護師が訪問してくれるが、連携先が他社の場合回数に制限はあるのか?看護連携の考えは?

A.訪問看護としては特に決まっていない。必要に応じて入りたいと考える。収益だけをみると一体型の方が連携を取りやすい

次回開催予定

サンライフ練馬 レク室

日時:令和6年12月23日(月)11:00 ~ 12:00
場所:サンライフ練馬